防火地域内の建築制限
防火地域内では、次のいずれかに該当する場合は耐火建築物としなければなりません。
①3階以上(地階も階数に含む)
②延べ面積100㎡超。
防火地域は繁華街などの店舗や事務所などが密集している地域に指定されるものです。防火地域なので規制は厳しく、①か②のいずれか(又は両方)に該当する場合は耐火建築物とすることが義務付けられているのです。なお、①にも②にも該当しない場合であっても、原則として準耐火建築物であることが求められますので余裕があれば合わせて抑えておきましょう(一部の例外あり)。
ちなみに、「100㎡超」には100㎡は含まず101㎡以上という意味になります。
なお、耐火建築物と同等以上(延焼防止建築物) のものもOKとされていますので、余裕があればおさえておきましょう。
防火地域内の建築制限の覚え方
『暴漢(防火地域内)タイから(耐火建築物)参加(3階以上)飛躍(100㎡超)。』
以上で、防火地域内の建築制限を覚えてしまいましょう。
この下の確認問題にもチャレンジしよう
↓↓↓↓↓↓
確認問題
Q.防火地域内で耐火建築物の建築(もしくは耐火建築物と同等以上の性能があるもの)が義務付けられる条件で正しいのは?
①3階以上(地階も階数に含む)かつ、延べ面積100㎡超。
②3階以上(地階も階数に含む)または、延べ面積100㎡超。
③4階以上(地階も階数に含む)または、延べ面積150㎡超。
↓正解
正解:②