病院を建築できない用途地域
病院を建築できない用途地域は次のとおりです。
建築が原則NGとなる用途地域 | |
---|---|
病院 |
工業地域 |
診療所 | なし(すべての用途地域で建築OK) |
*原則NGの用途地域であっても、特定行政庁の許可があれば建築可。
病院を建築できない用途地域と合わせて、診療所についても掲載しています。診療所については、全ての用途地域で建築OKとなっています。それに対して、病院は診療所よりも規模が大きいため、田園住居や第一・二種低層住居専用地域では建築できませんし、入院患者に害を及ぼす可能性がある工業地域、工業専用地域には建築できないことになっているのです。診療所はOKだけど、病院はNGとなる用途地域があることを頭に入れておくようにしましょう。
病院を建築できない用途地域の覚え方
『病院は高知(工業地域)構成(工業専用地域)で(田園住居)手相(低層住居専用地域)できない(建築NG)。』
以上で、病院を建築できない用途地域を覚えてしまいましょう。実は、病院を建築できない用途地域は大学などを建築できない用途地域とまったく同じです。そのため、語呂もまったく同じになっているのです。別々に覚えるのはややこしいと思うので、「大学と病院は…」でまとめて語呂を使って覚えるのをおすすめします。
この下の確認問題にもチャレンジしよう
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確認問題
Q.病院を建築できない用途地域で正しいのはどれ?
①病院は工業専用地域では原則建築はできないが、工業地域での建築は可能となっている。
②病院は田園住居、第一・二種低層住居専用地域において、特定行政庁の許可を得ないで建築が可能となっている。
③病院は田園住居、第一・二種低層住居専用地域において、特定行政庁の許可を得なければ建築はできない。
↓正解
正解:③