学校を建築できない用途地域
学校をできない用途地域は次のとおりです。
建築が原則NGとなる用途地域 | |
---|---|
小・中学校、高校 | 工業地域 工業専用地域 |
大学、高専等 |
工業地域 田園住居 |
*特定行政庁の許可があれば建築可。
まず、学校の中でも小・中学校、高校と大学などは区別されていることを覚える必要があります。小学校や中学校、高校などは比較的規模が小さいですし、住宅街の近くにあったほうが利便性は高くなりますので、第一・二種低同住居専用地域でも建築OKとされているのです。それに対して、大学は規模が大きいので住宅の近くは好ましくないので、建築NGとされています。このように小学校などはよくて、大学はNGとされると根拠を考えてみれば比較的理解し易くなります。
学校を建築できない用途地域の覚え方
『小中高は高知(工業地域)構成(工業専用地域)できない(建築できない)。』
『大学は高知(工業地域)構成(工業専用地域)で(田園住居)手相(低層住居専用地域)できない(建築できない)。』
以上で、学校を建築できない用途地域を覚えてしまいましょう。小中高と大学は分けて覚える必要がありますので、どちらがどちらなのかを間違えないようにしてください。
この下の確認問題にもチャレンジしよう
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確認問題
Q.学校を建築できない用途地域で正しいのはどれ?
①小学校、中学校、高校はすべての用途地域で建築が可能となっている。
②大学は第一・二種低層住居専用地域において、特定行政庁の許可を得ないで建築が可能となっている。
③大学は第一・二種低層住居専用地域、田園住居において、特定行政庁の許可を得なければ建築はできない。
↓正解
正解:③