宅地に適した低地の種類
宅地に適した低地の種類は次のとおりです。
・天井川の廃川敷(てんじょうがわのはいせんじき)
・自然堤防
・扇状地(せんじょうち)
・埋立地
土地であれば、どのような土地でも宅地に適しているわけではなく、宅地に適した土地というものがあります。上記はその中でも低地の中で、宅地に適した土地になるものとなります。それぞれの用語の意味は文字からある程度想像できると思いますし、その程度の知識でも問題ないでしょう。注意が必要なのが「埋立地」に関しては、十分な工事がされたものに限定されるということです。埋立地であっても、十分な工事がされていない場合は、宅地には適さないということになります。
「天井川の廃川敷」はあまり馴染みがない言葉だと思います。「天井川」は川底が周辺の土地より高くなっている川を指し、「廃川敷」は人工的に廃止された川の跡のことを指します。つまり、川とはいっても周辺の土地より高い位置になるので、ある程度安定した地盤になるので宅地としても使えるということになるのです。
なお、低地の中でも宅地に適さない土地としては、旧河川道・干拓地・後背低地などがあります。
宅地に適した低地の種類の覚え方
『天井(天井川の廃川敷)が戦場(扇状地)打たして(埋立地・自然堤防)。』
以上で、宅地に適した低地の種類を覚えてしまいましょう。
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確認問題
Q.宅地に適した低地の種類は? 〇の中を埋めましょう。
・〇〇川の廃川敷
・自然〇〇
・〇状地
・〇立地