準防火地域内の建築制限
準防火地域内では次のいずれかに該当する場合は、建築物は耐火建築物としなければなりません。
①4階以上(地階は階数に含まず)。
②延べ面積1,500㎡超。
準防火地域は、主に繁華街などに指定される防火地域と違い、住宅地を中心として比較的広い範囲が指定されます。火災を防ぐという目的は防火地域と同じですが、建築制限は緩めになっており、防火地域では100㎡超で耐火建築物の建築が義務付けられましたが、準防火地域ではその15倍の1,500㎡超で義務付けられることになっています。防火地域と比較するとかなりの差があるので、意識して違いを明確にできるようにしておく必要があります。
準防火地域内の建築制限の覚え方
『じゅん坊(準防火地域内)タイから(耐火建築物)戦後(1500㎡超)に歯科(4階以上)。』
以上で、準防火地域内の建築制限を覚えてしまいましょう。
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確認問題
Q.準防火地域内で耐火建築物の建築が義務付けられる条件で正しいのは?
①4階以上(地階は階数に含まず)又は、延べ面積1,500㎡超のいずれかに該当する場合。
②4階以上(地階は階数に含まず)かつ、延べ面積1,500㎡超に該当する場合。
③4階以上(地階は階数に含まず)又は、延べ面積500㎡超のいずれかに該当する場合。
↓正解
正解:①